オーナーシェフは、珈琲好きのソムリエ


東京都日野市出身。千葉市在住。1983年生まれ。

経営工学科を卒業し、世田谷周辺の珈琲専門店やビストロ、イタリアンで働きながら、

料理の基礎やサービスを学び、コーヒーコーディネーターとソムリエの資格を取得。

 

2016年1月「珈琲とワインのある暮らし25」をオープン。

2022年度 都市文化賞を受賞。                         


衣食住と通じて感性を磨き、日々の暮らしを楽しむ


 私は大学を卒業してから20代のころから飲食店で勤めはじめましたが、当時はいつか自分のお店を開きたいと想いながらも、朝から晩までがむしゃらに働く日々を過ごしていました。

 

当然自分の時間をとることは難しく、仕事の後、深夜にやっているお店にいって、誰かと会ったり、ご飯を食べたり、わずかな休みの日にリラックスするために、お気に入りのカフェによく行ったりしていました。

 

そんな経験から、

 

私たちにとって飲食店で過ごす時間というのは、その人にとって暮らしの一部、とても貴重な時間と捉えています。

 

お腹を満たすだけではなく、次の日の活力になるような、クリエイティブな時間を過ごしてほしいと考え、こういったコンセプトのお店をオープンしました。

 

コロナの影響もありました。そして子供ができ、ライフスタイルの変化もありました。

現在は11~15時のランチタイムのみお店を営業するなど、

自身も自分の価値観、暮らしを中心においた働き方を目指し、実践しています。

 

珈琲とワインのお店の店主が考える”感性を磨くような日常を味わう場所”

 

誰もがアイディアをもって動き出すことで、目の前のその人の暮らしにちょっとした幸せを感じる時間を届けることはできる!と思っています。

 

私たちにできる方法で、質にこだわったよいものを。


珈琲とワインのある暮らし 25(ヴァンサンク)


 25vingt-cinqという店名はフランス語で、ヴァン(wine)サンク(thank you)をかけ、

『ワインを通じて人と人が出会い、つながっていく』        
そんな日々に感謝を込めて名付けました。

 

いつもと変わらない日常、仕事や子育てに追われる毎日。
それでもおいしいワインと珈琲を飲んで楽しい暮らしを探っていきたい。

黒砂という閑静な住宅街で、会話をしながら珈琲、ワイン、食事、アートを楽しむ。

       
そして自由な思考を取り戻し、いつもの生活に戻っていく。

そんな暮らしのリズムをとる場所として。